文字一個では意味を成さないのだ@第三回東京蚤の市;2013春-29
やはり10番というのはサッカーでも重い背番号だけに(爆)、それだけ赤いのが気に入った(爆)
Alphabetは連なってこそ、単語という意味を成すことになる。
その点、漢字だったら、一個だけ置いてあっても、意味があるのだ。
その違いは、音楽に於いては、鼓の一打ちはそれだけで意味があるような気がするが、スネアドラムやシンバルや大太鼓一発じゃ音楽として成立しない、リズムを刻んで連なって初めて、フレーズになる、、。
音楽をしていて、これは日本人特有の通過儀礼なのですが、大事に弾こう弾こうとしすぎて、音楽が流れない時があるのは、「漢字」の様に音一個に意味を感じすぎるとき、、、
これの様に、音一個じゃ意味を成さないのだ。
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コメント (24)
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漢字的な音楽ってどういうのでしょうね?
考えたら眠れなくなりそぉ…www2013年6月19日 09:10 かず(スーパー多忙なぅ…) (18)
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かずさん、日本の音楽の中には世界観がそういう「表意文字」的な時間の流れがあるときがあります。
ちょっとマニアックになりますが、世界的に有名な、前衛音楽の旗手、武満徹さんのピアノ曲は西洋のスタイルで譜面に書いてありますが、ベートーヴェンがやったような、論理の構築で音楽が先に進んでいくという種のものではなく、お寺の石庭を歩いている時みたいに、その石と、次にある石には、(深い所では関連性があるかもしれないけど)論理的な関連性はないでしょう。
僕の好きな日本人の演奏を聴いたとき、ある音が鳴っている瞬間から間が空いて、次の音が鳴ったとき、その間の沈黙は、本当に「無」を感じ、墨絵の余白の様に、半紙の柄は見えていても、「何もない」という認識ができたわけです。
つまりカウントではない「間」ですね。
しかし同じ曲をフランス人が弾くのを聴いたとき、驚きました。
何も無い所に、白い絵の具が塗りたくられて居たような感覚に襲われました。
かれは、その間に、カウントが入るというか、何かに満たされている様なものを感じたのです。(続く)2013年6月19日 09:23 白石准 (40)
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そうだよな、楽譜で休みに「休符」という「存在する記号」を書くのが西洋ですから、、、。
哲学も全部「存在論」というポジの指向なんでしょうかね、西洋って。
何にも無い、すかすかの世界観って、すだれや障子の文化じゃないと、石壁にがっしりした窓の世界観じゃないのだと思います。
何も無い、ということを日本、あるいは東洋の自然と同化しているような世界観からして、多分西洋人は理解できないのかも知れません(爆)
ジョン・ケージという、これまた前衛の作曲家が、禅の鈴木大拙に共感して(西洋人は禅という言葉が好きだよね)禅を研究したんだが、ここが西洋人なところで、「無」を理解しようとして、音の鳴らない響かない「無響音室」に入ってみたら、自分の身体の内部から起きる音が聞こえたから、人間は、無音を聞く事はできないという結論に達したのです。
概念ではなく、事実を検証するところが、西洋人ですよね(爆)2013年6月19日 09:23 白石准 (40)
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2が多い気がする。。。
2013年6月19日 09:33 みー♪ (51)
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ミー♪さんに言われて見たらそうですね。
それだけ、「一番になる事」が難しいのかな。
(無理矢理な理屈だろう馬鹿!バキッ!!☆/(x_x))2013年6月19日 09:39 白石准 (40)
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斜め読みで、鈴木大拙が目にとまりました。
金沢に記念館あります。今度行ってみようかなあ2013年6月19日 10:07 雪のんの (6)
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ええと、他の方にとっては大して興味の無い話題ですが、僕にピアノを習っている雪のんのさんにとってはかずさんへの返信は「斜め読み」はしないで頂きたい話題であります(爆)
2013年6月19日 10:14 白石准 (40)
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だって もう出ないとだめなんだもーん(笑)
(ていうか これ書く時間があるなら 読めるよね 笑)2013年6月19日 10:18 雪のんの (6)
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雪のんのさん、また月末?来月頭まで郷里にお帰りですね。
お元気で。2013年6月19日 10:19 白石准 (40)
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写真に惹かれたのですが、それ以上に説明文とかずさんへの返信が面白いです。
2013年6月19日 13:31 ベードラ (6)
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belokamenskyさんのコメントを読んでいて、昔聴いた武満徹のいくつかの曲を思い出しました。今は手元にないのでウロ覚えですが、小澤さん指揮のもので、ノーベンバー・ステップス、今井さんとの競演「ア・ストリング・アラウンド・オータム」、それに「翼」という歌曲もよかった。
2013年6月19日 13:39 Esashi (2)
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ベードラさん、僕は写真を撮っていてもどこかで音楽の世界観に重ねているところがあります。
だから、逆にピアノのレッスンでの言葉は、たとえとして、写真の事ばかりになっていたりします(爆)
だから写真に興味の無い生徒は凄く迷惑なのだと思います(爆)2013年6月19日 14:11 白石准 (40)
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Esashiさん、武満徹さんの音楽は、良い意味で、現代音楽の中ではとても聴き心地の良い音楽ですよね。
でも表面的な気持ちよさだけではなく、僕の音は、西洋の音楽の歴史の延長線上にあると思いますが、その彼がほとんど日本の音階を素材として使わなかったことと、逆に日本の音階で西洋の音楽の様な造りで曲を書いている作曲家より、よっぽど「日本独自の音風景」を表していると確信しています。2013年6月19日 14:14 白石准 (40)
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こういうの見ると、銀河鉄道の夜を連想します。
2013年6月19日 17:07 優 (5)
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優さん、面白い発想ですね、その心は?って訊いてみたいです。
2013年6月19日 17:25 白石准 (40)
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ジョバンニが働いてるところが活版所なんですね。
こういう文字を拾い上げる作業が、星を想像させる文章になっています。2013年6月19日 17:35 優 (5)
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優さん、そうでしたね。
この蚤の市の中でも、活版印刷コーナーがありました。
その時、ちょっと思い出してたのだけど、これとそれが結びつきませんでした。2013年6月19日 17:43 白石准 (40)
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拡大してみて気づいたんだけど、上にある青いクリップが「顔」に見えてしまいました(爆)
2013年6月19日 17:49 白石准 (40)
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このカラーリングはスェーデンのナショナルチームですね。
スキなカラーコンビネーションです。
おっしゃってる意味わかる気がします、ジャズのインプロビゼーションなんかは”漢字”ではないですね、たしかに。2013年6月19日 20:23 黒男 (6)
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黒男さん、スエーデンのユニフォームもちょっとだけブラジルに似てますよね。
黄色と青。
西洋人と同じような演奏は不可能で、日本人独自の(っていうか僕か、、(爆))アプローチをしたいですが、あまり日本人に(自分に)近づけると上記のように音楽が流れないから、その辺は西洋人の美学を尊重しながらも、連中にはない「間」という感覚を上手く織り交ぜれば、連中が出来ないソノリテというか、響きの世界を作れると思うのです。
かずさんへの返信の中にある、フランス人の武満徹が「駄目だった」わけではないのです。
へええ、こうなるんだと僕は受け入れました。
まるでドビュッシーの音楽の延長線上にあるんだなと思った次第です。
ドビュッシー自体、あまりそれまでのドイツ系のきわめて精密な構造の上にたった音楽から、パリ万博で見たガムランや浮世絵に相当影響されて独自の世界を構築したわけで、「それそのもの」にはならなくても自分の血に無いものを自分の血にしてしまうことというのこそ、創造なんでしょうから。
ジャズだってクラシックだって、西洋人と渡り合って活動している名人の方々は必ずぶつかる問題でしょうが、その、「違和感」を上手くオリジナリティに変えられるよう努力は続けようと思います。2013年6月19日 22:36 白石准 (40)
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音は個にては意味を成さざるも、集いて音楽を成し、
言葉は個に意味を持つも、間無きは意味を失う。(まあ、俗に云う”間抜け”で御座います。^^)2013年6月23日 07:22 白翁 (21)
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白翁さん、本当に音楽でも詩の記述、あるいは朗読でも、日本的な「間」って大事ですよね。
「間が悪い」とか「間抜け」という言葉もあるけど、日本人は実に「間」を大事にしてきた国民でしょうね。
他の記事でもなんか「縁側」についての意見を書いた記憶がありましたが、あれも、外と内を分ける上で、西洋とは違う、「間」を持たせる為の不可思議な日本的なクッションの様な存在ですね。2013年6月23日 23:56 白石准 (40)
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二桁数字は10と15・・・何使うのかなぁ・・・これ?
2013年6月27日 00:32 zero one (23)
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keipin123さん、本当に用途が想像しにくい、特に二桁の数字ですよね(爆)
2013年6月27日 06:19 白石准 (40)
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